
DESIGN YOUR FUTURE

TAFE / 専門留学
オーストラリアの大学では論理的な授業を中心に行うところが多いですが、専門学校では実践的な授業が多く、卒業後に即戦力の人材として活躍できる人材育成に重きを置いています。
そして、オーストラリアには大きく分けて2つの専門学校があります。
-
公立の職業訓練校であるTAFE
-
Private College と呼ばれる私立の専門学校
-
TAFE
Technical and Further Education の略称で、約80%以上の学生が現地オーストラリアの学生という特徴があり、幅広く数多くのコースが開講されており、オーストラリアならではの馬産業やワインメーキングなどのコースもあります。
ほとんどの学生がオーストラリア人であることから、文化や習慣に触れる機会が多くなりますが、一方で、授業では主体的かつ積極的な姿勢が求められます。
-
Private College
私立の専門学校で、一般的なビジネスやホスピタリティ、IT、ツーリズム、チャイルドケア、調理師などTAFE同様に様々な分野のコースが開講されています。少人数制のクラスで集中的に授業を進めるところが多いので、コース期間が短く卒業までが早い特徴があります。
どちらの教育機関が良いということはありませんが、自身に合う環境はどちらかしっかりと考えて選ぶことが大切です。
■ 主なコースと種類
TAFEや専門学校で選べるコースとその種類は下記の図の通りになります。

一般的なビジネスやコンピュータ&ITに、オーストラリアでは欠かせないホスピタリティー&ツーリズムなど、多種多様なコースが開講されています。
■ 入学条件
TAFE / 専門学校へ進学するには、大学と同じく「英語力」と「学力」の入学基準を満たす必要があります。
多くのコースでは「英語力」IELTS5.5相当が求められることが多いですが、看護系など一部のコースによってはIELTS7.0が必要になるなど基準に違いがあります。
学力は、TAFEと専門学校でそれぞれ、高校を卒業していることやGPA3.0以上(5段階評価)などが目安になり、受講するコースによってもその基準が異なりますので、学びたい分野が決まったら必ず入学基準を確認するようにしましょう。
「英語力」が基準を満たしていない場合は、EAP(English for Academic Purposes)と呼ばれる進学英語準備コースを修了することで、英語力証明(IELTS5.5)の代わりとなりTAFEや専門学校に入学することができます。
ただ、EAPを受講するにも英語力(中上級レベル)が必要ですので、不足している場合は、語学学校で必要な英語力を身につける必要があります。
■ 学位について
TAFE / 専門学校で取得できる学位は、
-
サーティフィケイト(Certifcate / 修了証)
-
ディプロマ(Diploma / 大学1年生相当)
-
アソシエイト ディグリー(Associate Degree / 大学2年生相当)
などがなります。
※一部のTAFE / 専門学校ではBachelor(学士号・大学卒業相当)が取得できるコースもあります。
ディプロマ以上のコースを規定の成績で修了すると、大学2年次に編入することができます。
ただ、注意点として、TAFEは州によって管轄が違うので、提携している大学もそれぞれ異なります。進学したい大学と提携していない場合は大学編入できないので、ディプロマコース経由で大学進学を検討される場合は、しっかりと確認するようにしてください。
■ 学費
TAFEや専門学校の費用はコースによって大きく異なるため、年間費用が100万円前後になるなど、あくまで目安に費用になります。
例えば、
-
ビジネス関連のコース - AU$10,000~15,000
-
コンピュータ& IT - AU$15,000~20,000
など、受講するコースによって幅が大きい場合があります。
TAFE QLD(クイーンズランド州)の学費(2022年)を例に挙げると、
Diploma of Business(ビジネス) - AU$14,000
Diploma of Information Technology(IT) - AU$17,000
と、なっています。
ただ、ディプロマコース経由で大学編入する場合、大学と比べ1年あたりの学費が安い傾向にあるので、トータルの学費を抑えることができます。
■ 入学時期
TAFEの入学時期は、基本的に2月と7月です。
受講するコースによっては、2月のみ入学月としている場合もありますので、留学の準備期間を含めしっかりとした計画を組みましょう。
一方で、専門学校は入学時期に関して柔軟に対応していて、年に複数回の入学時期を用意しています。
■ 出願方法
出願に必要なものは下記の4点です。
-
最終学歴の卒業証明書(日本語と英語の両方)
-
最終学歴の成績表(日本語と英語の両方)
-
英語力証明書(2年以内に受験したスコア)
-
パスポート
芸術系や音楽系の学部ではポートフォリオ(作品)の提出や実演(演奏)が必要な場合があります。
高校在学時に出願する場合は卒業証明書の代わりに、卒業見込み書を提出することができます。
また、卒業証明書と成績証明書は卒業した教育機関に依頼すれば、すぐに発行してもらえることがほとんどですが、時間に余裕を持って準備するようにしましょう!
