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オーストラリア大学進学方法
早速ですが、オーストラリアの大学への進学方法はご存知ですか?
オーストラリアは日本のように「入試」を採用しているのでしょうか?
どうやって大学に入学できるのでしょうか?
ここでは、進学方法の疑問を解消できように、オーストラリアの進学方法をまとめています。
オーストラリアの大学進学を目指す方で、進学方法が明確でない方は是非一度、確認してください。
■ 入学条件
オーストラリアの大学へ入学するには、「英語力」と「学力」が大学の定めている基準を満たす必要があります。
つまり、条件を満たしていれば、入学できるのです。
えっ!?それだけ?と思った方もいらっしゃるでしょう。
それでは、具体的に「英語力」と「学力」はどの程度必要なのか見ていきます。
オーストラリアには約40の大学がありますが、大学やコースによって求められる「英語力」も「学力」も異なります。
最低限の目安として
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英語力 - IELTS6.5(アカデミック / 各セクションで6.0以上)
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学力 - 3.5以上~(5段階評価)
が必要となります。
IELTSは
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「アカデミック・モジュール」
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「ジェネラル・トレーニング・モジュール」
があり、大学進学に必要なのは「アカデミック・モジュール」です。
IELTSのスコアは海外の大学や大学院、企業などで英語力を証明する際に必要とされます。
目安で紹介した「IELTS6.5」は日本人に馴染みある英検であれば、準1級~1級と最上級のレベルとされています。
また、TOEFL iBTであれば、80~99相当とされており、英語に自信がない方にとっては非常に高いハードルです。
それでは、そもそも英語ができないと大学入学できないのでは?
安心してください。
オーストラリアの大学は留学生に対して、非常に柔軟な進学方法を準備しています。
段階的に進学できる方法が大きく分けて3つあります。
■ 3つの進学方法
1. ファウンデーションコース経由
2. ディプロマコース経由
3. 大学へ直接入学
1. ファウンデーションコース経由
ファウンデーションコースは大学進学準備コースのことです。
大学の授業についていけるだけの英語力を身につけ、ノートの取り方、レポートの作成方法など総合的に学習します。
受講条件は、
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英語力 - IELTS5.5
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学力 - GPA2.5以上~(5段階評価)
英語力が条件を満たしていない場合は、語学学校に通い英語力のレベルアップを目指しましょう。
IELTS5.5相当の英語力が身についた後で、ファウンデーションコースを受講できます。
【こんな方におすすめ】
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大学で必要な英語力を身につけてから入学したい
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直接入学ができない大学への進学を目指す
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編入することができない学部へ進むことを希望している
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大学入学の基準を満たしていない
2. ディプロマコース経由
ディプロマコースとは、大学1年次相当の授業を受講できるコースで、主に大学附属のカレッジ(専門学校)などで開講されています。
ファウンデーションコースが基礎から学ぶのに対して、ディプロマコースでは、より専門的、かつ実践的な授業を進めていきます。
また、オーストラリアにはTAFE(Technical and Further Education)という職業訓練専門学校があり、職業に直結する知識や技術を学び、卒業後に即戦力として活躍できる人材を育成しています。
ディプロマコースやTAFEで取得した単位は大学へ移行することでき、所定の成績で修了すれば大学2年次に編入できます
受講条件は、
英語力 - IELTS5.5以上
学力 - 高校3年の成績が一定の成績以上(TAFEでは高校を卒業していること)
が必要となりますが、芸術系の方は作品の提出、理系の方は理系科目の履修が必要となるケースがあります。
TAFEの場合、大都市でなければ学費が安いので、費用の節約をすることができます。
注意点として、全ての大学でディプロマコース / TAFE経由ができるわけではないことです。
また、TAFEは州によって管轄が異なるため、提携している大学もそれぞれ異なれば、契約の改定で2年次ではなく、1年次の後半からスタートと変更となる場合も決して否定できませんので、しっかりと計画を立てて進めるようにしましょう。
【こんな方におすすめ】
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時間と費用を抑えたい
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直接入学ができない大学への進学を目指す
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大学入学の基準を満たしていない
3. 直接入学
「英語力」と「学力」が大学の求める基準を満たしていれば、入学することができます。
また、一部のコースに限りディプロマコース経由での入学を認めていないため、直接入学の方法を取らなければいけない場合もあります。
【こんな方におすすめ】
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高校で高い成績を収めており、直接入学ができる大学進学を希望する方

スタート地点は留学する方の英語力と学力によって異なりますが、諦めなければ大学進学を目指す方法はあります。
留学生に対して柔軟な入学システムを持っているオーストラリアで、大学進学を目指してみてはいかがでしょうか?
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